RESEARCH CASE 01
ブリッツ指数開発
競馬レースの流れと各馬の位置取りを相対的に捉えるために進められた、競馬データ研究の一例です。
開発の背景
競馬レースは、出走するメンバー、各馬の能力や脚質、騎手の判断などによって、毎回ペースや展開が変化します。過去の走破タイムだけを並べるのではなく、今回のメンバー構成では各馬がどの位置で、どのような流れを走る可能性があるのかを比較することが研究の出発点でした。
名称の由来
名称は、競馬漫画に登場する競走馬「ブリッツ」に由来します。相手関係によって自然に位置取りが変わっても、馬自身の走り方や特性は同じであるという着想が、研究を始めるきっかけとなりました。
何を数値化しようとしたのか
レース全体のペースと展開を整理し、各馬がどの位置取りで、どのような競馬をする可能性があるかを相対的に比較することを目指しました。
前走までのラップや走り方を基礎に、今回の出走メンバー全体を同じ条件で比較し、位置取りやレースの流れを数値として捉える考え方です。
どのようなデータを利用するのか
研究の基礎には、対象馬が過去に走ったレースのタイムやラップ、距離、コース、馬場種別などの情報を使用します。比較の前提をそろえるため、出走馬全体に対象となる過去データが存在することが重要です。
データ上の制約
初めて芝やダートを走る馬、過去に近い条件を経験していない馬などは、比較に必要なデータがありません。対象となるデータを持たない馬が含まれる場合、同じ基準で全馬を比較することが難しくなります。
また、出走取消や競走除外によってメンバー構成が変わると、想定していたペースや位置関係も変化します。特に直前の変更は、事前分析の制約となります。
OGB指数への発展
ブリッツ指数の研究を基礎として、能力、展開、位置取り、適性など、より多角的な要素を組み合わせて評価する考え方へ発展しました。それがOGB指数です。
ただし、当日の馬場状態、馬体重、直前のオッズなど、事前に確定しない要素をすべて取り込むことはできません。OGB指数についても、一定の条件と制約のもとで算出される分析結果として扱います。
現在の活用
競馬分野の研究成果や情報は、OGBうまラボから一般向けに発信しています。データ・コンテンツの販売はnote、最新情報はXを通じて案内しています。
